2015年2月9日月曜日

2軒目 川越 麺匠monaco

あけましておめでとうございます
今回は本日来訪したお店を速報気味に紹介します。あくまでも気味。


まだ今年の1/3にオープンしたばかりの新店、麺匠monaco。本川越駅から徒歩1分ほどの場所にあります。

元々、同じ川越の名店、笑堂で修行していた店主が開いたお店ということなのでオープンしてすぐに麺好きの間では話題になっていました。(ちなみに笑堂からの暖簾分けは数多く。しかもラーメンのジャンルを選ばずクオリティの高い店が多い。)

店内に入ると右側に食券機、コの字型のテーブルで最大12人ほど。最近になり夜の部の営業が始まったようなので筆者は17時半に来訪しました。夜の部では醤油そば、塩そば、まぜそばメインのようで、つけそばは昼の部のみとのこと。

味玉醤油そば(850円)


縁が広く、中心部が深いイタリアンに使われるような器に盛りつけられているのは、おそらく揚げ通してある鶏チャーシューに通常のチャーシュー、味玉、メンマ、三つ葉と近年の醤油ラーメンの王道スタイル。

特筆すべきは、やはり揚げられた鶏チャーシューであろう。揚げ物を乗せたラーメンはちらほら目にすることはあるのだが、(※二天など)インパクト重視の具材ではなく、あっさりとしながらも尖った感覚のある醤油スープに合った脂身多めの鶏チャーシューでした。

麺はかなりの細麺(三河屋製)でありつつも若干硬めでのど越しの良い印象。スープには味のキレを増すための黒胡椒が邪魔をしない程度に程よく主張していて、前述にあるように鶏と豚の脂分を計算してのあっさり感ではないかと推測した。

他のラーメンレビューでも同じようなことが書いてあるのだが、器の形状が変わっていて。中央部分の深さが予想以上にあり、スープを飲み干したい人にはかなり不向きであることは確か。蓮華でゆっくり飲むことをお勧めする。(注意しないとその蓮華も奥深くへ入り込んでしまうのだが…)

まだオープン仕立てということもあり、色々とマイナーチェンジを行うようなので、今後どのような着地点を迎えるのかが楽しみである。

お店のTwitter→ https://twitter.com/mensyomonaco

ごちそうさまでした。

5点中 星☆☆☆☆★(4.5)

                    筆者  こーいち

2014年8月2日土曜日

1軒目(過去ログ的テスト)池袋 桑ばら(旧まるきゅうらあめん)

こんばんは。
粛々と担々淡々と更新しようと思います。しばらくはここ1年ほど来訪したお店の過去のまとめになります。

まず1軒目は桑ばら(旧まるきゅうらあめん)池袋駅から歩いて8分程、豊島岡女子高の裏手にあるお店。
来訪時(2013年3月頃)はまだ店名がまるきゅうらあめんでした。

スタジオ練習後、ふと、塩ラーメンが食べたい!今日食べないと死ぬぞ!と磐鹿六雁命に脳に直接吹き込まれたのでラーメンついでに練習を(!)済ませ、複数店悩んだ末にちょうど開店時間になっていたこのお店に辿り着きました。


昼と夜で若干メニューが変わるようで、夜は魚介系塩そばが中心のようです。
行列ができた場合は、店左のアパートの玄関に邪魔にならないように整列して並びましょう。それがマナーというものです。

店内は非常にこじんまりしてしていて、正直、夏暑く冬寒い状況下なのですが、おいしいラーメンが食べたいだけなので筆者としては気になりません。ちなみに店内にはいろいろな貼り紙があり、また、店主はももクロファンなのかカレンダーとポスターなども飾ってありました。

さて、筆者が頼んだのはスタンダードな塩そば(鶏チャーシュー多め)900円

透明感のあるスープ、食べやすく麺の味わいが分かる中細麺、そして何よりチャーシュー


夜の営業時には普段は豚ロースがのっているようなんですが、良い鶏肉を仕入れたということでその日1日は鶏チャーシューオンリーでした。

塩ラーメンというと、某食べログなどでは「大したことない店でも塩ラーメンってだけで女の人が高評価に入れる」などと言われる程、評価の敷居が低いが(二郎系インスパイア店の隆盛の反動も大きい)一口麺を啜った瞬間それは杞憂でしかなく、塩ラーメンにありがちな「なんとなく物足りない」感はそこにはなかった。

ダシに野菜をどれほど使っているかは分からないが、魚介塩スープの場合、どうしても中途半端に魚臭さが残るか、それを消したが故に味に深みがなくなるパターンがある。
しかし、ここのスープは絶妙にバランスが保たれていて、仮に、これ以上濃くても薄くても飽きてしまうだろう。

チャーシューに関しては、良い意味でも悪い意味でもクセがなかったとても美味なのだが麺とスープがこれだけ優等生なので、具に関してはインパクトがさらに欲しかったところ。

2014年に入り、多ジャンルのラーメンがある中で東京で塩ラーメンを推して行くのはなかなか難儀なものであるとは思うが今後の発展に期待したい。

ごちそうさまでした。

 
5点中 星☆☆☆☆

                                                                          筆者 こーいち